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断食のすゝめ

   

2017年4月 断食体験

少し前になるが2017年4月に
人生で初めての断食をやってみた。

なんとなく前から気にはなっていた。
デトックス効果があって、
体がリセットされるとか、
頭がすっきりするとか。

始めた時は試しに3日間くらいやろう
と思っていたが、結構楽しくて、
結局7日間やってしまった。

専門家からすると素人がいきなり
7日間の断食をするのは危険らしい。
もしチャレンジする際は自己責任で。

自分はネットで情報を集めたが
いまいち何が正解かわからなかった。

とりあえず酵素ドリンクというものを
飲んでやるパターンが多そうだったので、
家にあった妻の酵素ドリンクだけ飲んでいた。

断食を始めたきっかけは
人生最大に太ったこと。
当時は仕事の調子が悪く、
なんとなく食生活も荒れていた。

体重が増えたなーと思いながらも、
夜になるとついつい晩酌。
そりゃ太るよなって感じ。

ついに人から「ちょっと太った?」と言われ、
悔しかったので断食を始めた。

 

断食の結果

断食を7日間やった結果
体重は6kg減、肌はすべすべになった。
確かにデトックス効果は抜群だ。

俺が断食して良かったと思うのは
体のこともあるが、それよりも意識の変化。
詳しくは後ほど。

この話をすると「お腹減らないの?」と聞かれる。
もちろんお腹は減る。でも、想像より苦しくない。
正確には自分は苦しくなかった。

初日と二日目は結構しんどい。
世の中に飲食店がこんなにあるのか、とうんざりする。
街を歩いているだけで、視覚や嗅覚を刺激される。

この時は結構しんどいんだけど、
ここは「食べない」と決めて耐えた。
案外、0と決心するとできるものだと思った。

普段、10食べていた量を
3とか1とかにする方がよっぽども難しい。
俺には無理。

そして、3日目には空腹に慣れる。
もともと3日でやめようと思ってたんだけど、
もう慣れたし、体重が面白いように減るし、
「もうちょっと続けたいな」と思ってたら
7日間やってたっていう感じ。

体重は1日1kg減った。
3日目くらいには見た目にも変化が出てくる。
そうなると面白くて続けられてしまった。

最後は体重が減らなくなったこと、
さすがに頭がクラクラし始めたことで
終了を決心した。

人は意外と食べなくても生きていけるものだ。

 

断食体験から得たもの その1

断食体験から得たものは
思っていた以上に多かった。

まずは体をコントロールする感覚。
あとは体の状態を観察する感覚。

例えば体重や脂肪を落とすことは
難しくないという感覚が持てた。

それまではもう少しお腹まわりを
すっきりさせたいなと思いながらも、
まったくできなかった。

今は食欲もコントロールできるし、
無駄な食べ物は口にしないことが
当たり前になった。

我慢ではなく、「そうしたい」という感覚。

だから体型はどうにでもなるな、と思う。
次の課題は筋肉をつけること。

体調の感度もすごく高まった。
まったく空っぽの状態を続けていたから、
少し食べ過ぎると体が重いし消化で疲れる。

前は常に胃の中に食べ物がある状態が
当たり前だったから、この感覚を知らなかった。

今は体が空っぽの状態が当たり前。
必要があれば食事をとるという感覚。
必要以上に食事をして
コンディションを落としたくない。

 

この体への感度が高まったのは
100年寿命を生きる俺たちには
結構重要なんじゃないかと思う。

 

断食体験から得たもの その2

断食をして最も良かったと思えたことは
「当たり前を疑う意識」を体感から持てたこと。
だから、あなたにも断食を勧めたい。

断食をしていると、結構時間ができる。
それまでは朝昼晩で食事をしていたが、
その時間がぽっかり空く。

せっかくできた時間に、
いろいろと食の本を読んでみると
食品添加物の危険性とか、
一日3食は体に負担だとか、
自分の常識を覆すような情報がたくさんあった。

結局、何を食べたらいいのか、
どんな風に食べたらいいのか、
正解はよくわからないが、
今までの当たり前を疑うきっかけができた。

実際に食事をしていないと、
睡眠の質は高まったし、
午後一の眠気もあまりなかった。

だから、必要以上に食べることはやめた。
繰り返すが、これは我慢ではなく、
やりたいからやっている。

自分が食事に対して決めたことは
「食べたいものだけを食べる。食べたい人とだけ食べる。」

だから昼になったからと言って、
その辺で定食を食べるという発想をやめた。

これまでは昼になったら「何か食べなきゃ」と
自動的に定食屋を探していた。
これは一種の洗脳ではないかと思う。

食べないとエネルギーが出ないとか
健康に良くないとか、俺は嘘だと思う。
実際に食べなくても生きていられる。

恐ろしいなと思うことは、
朝昼晩食べることが当たり前で
そこから外れると不健康だという決めつけ。

そんな中で提供されている食べ物が
実は体にあまり良くないものだったりする。

我々は自分の健康を害しながら
飲食・食品業界を支えているかもしれない。

もちろん、あなたは「食べたい」と思って食べていると思う。

でも、その「食べたい」という気持ちは
朝昼晩という常識からパターン化されたものではないか?

または視覚や嗅覚を刺激されて
むりやり掻き立てられたものではないか?

もしかしたら、耳を澄まして体の声を聞けば
実はその食事は体は欲していないかもしれない。
そんな感覚を取り戻せたことは
ものすごい価値だと感じている。

 

断食は「食」を通じて人生を考えさせる

断食をきっかけに
「食べたいものだけを食べる。食べたい人とだけ食べる。」
という考えが自分の当たり前になった。

その結果、断食後も体重は減り続け、
断食前に比べると10kg以上減った。
しかし、断食をする価値は
食生活の改善だけには留まらない。

結局、食事以外にも俺たちが
「当たり前」に洗脳されていることは
結構多いということに気がついた。

お金、仕事、時間、情報、教育、人脈などなど。

本当に自分にとって価値があるものだけを
持ったり、使ったりすればいい。

その時、周りに合わせる必要はないし、
常識に流されてはいけない。
だから自分の感覚を研ぎ澄ませなければいけない。

油断すると情報の嵐に巻き込まれて
訳がわからなくなってしまう。

 

あなたは流されて無駄なものを食べていないだろうか?
流されて大事でもないことに時間を使っていないだろうか?

もし、自信がないのなら、点検したらいい。
断食はその良いきっかけになると思う。
騙されたと思ってやってみてほしい。

 - 人生, 健康