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我が家の産後クライシス

      2017/12/18

産後クライシスって知ってる?

字のごとく、産後の危機。

つまり産後に夫婦仲が危なくなる現象。

我が家にも産後クライシスは来てしまった。

というか、引き起こしてしまった。

 

子供が生まれてから、

妻が常にイライラしている。

それにつられて自分もイライラする。

 

顔を合わせばいつも喧嘩。

そんな日々を繰り返していた。

 

次第に帰るのが嫌になり、

仕事が終わっても外で時間を潰し

妻が寝るのを待っていた。

 

この頃は本当に辛かった。

当時はまだ会社員。

ようやく一人前として

仕事を任され始めたタイミング。

 

家族のためにも頑張ろうと

張り切って仕事に取り組んでいたし、

家でも極力家事はやるように努めた。

 

自分なりに頑張ってベストを尽くしているつもり。

それでも、状況は良くならない。

もうどうしようもない。

あきらめて、時間が過ぎるのを待っていた。

 

相変わらず妻はイライラ。

自分はそんな妻のことを

「感謝がない」と非難していた。

今、書いていて恥ずかしい。

 

結局、自分が妻に感謝していなかった。

子育ての大変さもわからないのに、

家にいるから楽してるだろうと思っていた。

 

だから、クライシスは必然だった。

自分が引き起こしていたけど、

当時の自分はそれがわからなかったね。

 

 

転機は突然訪れた。

それは一冊の本との出会い。

「自分の小さな箱から脱出する方法」

アービンジャーインスティチュート著

 

ご存知だろうか?

 

これを読んで

自分がクライシスを引き起こしている

と一発で理解した。

 

信じられないかもしれないが、

この本を読んでから

夫婦喧嘩がピタリと止んだ。

 

もう2年ほど経つが

一度も喧嘩はない。

 

「箱」の本から学んだこと

まずは人は表面上の言動よりも

深い感情の情報を読み取れるという事。

 

例えば

上辺だけで心もない優しい言葉を

妻に伝えたとしても、

「口だけでしょ」ってなること。

 

逆に

かなり厳しい指摘、指導をしたとしても

本心から相手のためを思って言うのであれば

相手はその言葉を受け取れるという事。

 

それは行動も一緒。

妻に文句言われるのが嫌だから、と

家事をどんなに頑張っても感謝されない。

 

妻のためを思って少し家事をすると

ものすごく喜ばれる。

 

つまり表面上の言動よりも

その奥に込められた気持ちが大事。

 

それを人は受け取るし、相手に伝えている。

これ、めちゃめちゃ大事。

 

次に学んだポイントは

「箱」の概念だ。

 

人は自分を批判されると

防衛のために「箱」に入る。

 

そうすると、どうなるか。

自己正当化のために現実を歪める。

必要以上に相手を非難し、

自分の正当性を主張しようとする。

 

この状態を自己欺瞞(ぎまん)というそうだ。

 

これをお互いにやり合っていたのが

我が家の産後クライシスだ。

相手を責め、自分を正当化し、

その為にまた相手を責める。

 

この「箱」の怖いところは

自己正当化するためには

相手が間違っていなくてはならない

ということだ。

 

つまり本当は大した事でもないのに

「箱」に入っているがために

わざわざ自分でトラブルに発展させてしまう。

 

この仕組みを理解した時、

産後クライシスを引き起こしているのは

自分だと確信した。

 

原因は様々あるが、

最終的にトラブルにしているのは自分。

そう気づいた瞬間「箱」の外に出れた。

 

あっけないものだ。

あれだけ苦しんだ日々は何だったんだろうか。

 

面白いことに

自分は自分がクライシスを終わらせたと思っているが、

妻も同じことを考えているようだ。

 

「箱」の本は勧めたが読んではくれない。

でも妻は自分が変わったと思っている。

 

まぁどちらでもいい。

喧嘩のない日々が取り戻せたから。

 

結婚を決心できないという友人

先日、友人の結婚式に参列した時、

独身の友人が結婚を決心できないと

ぼやいていた。

 

価値観が合うのだろうか?

金銭感覚が合うのだろうか?

もっと合う人が将来現れるのではないか?

昔の恋人の方が良く感じてしまう。

 

などなど、色々考えてしまって

結局、決断できないでいるそうだ。

 

この手の相談を受けた時、

自分がするアドバイスはただ一つ。

 

「考えてもわからないから、

いいかもって感じたら結婚しちゃえ!」

 

まず考えても答えは出ない。

だから考えても無駄。

実際に結婚しないと

相手の素なんて見えない。

 

また価値観も金銭感覚も変わる。

だから今、合っているかどうかは

大した問題ではない。

 

その人と一生ともに生きていく覚悟ができれば

価値観が違っても、金銭感覚が違っても

大丈夫。

 

そういう自分も結婚当初から

覚悟があったかというと怪しい。

実際に危機も迎えてしまった。

 

正直、一度本気で離婚を考えた時もあったが

その時、自分が望んで結婚したこと、

妻と幸せな家庭を築きたいと思っていたことを

思い出すことができ危機を乗り越えた。

 

義務感に押しつぶされそうになっていたので

そんな当たり前のことも忘れてしまっていた。

 

それを乗り越えられたから

自分は楽観的なのかもしれない。

もしそのまま離婚していたら

今言うアドバイスは違うかもしれない。

 

価値観が違うからこそ結婚に価値がある!!

友人の相談に乗っていて、ふと思ったことは

夫婦で価値観が違う事こそ結婚の価値ではないかと。

 

育った環境が違うから

夫婦で価値観が違うのは当たり前。

そもそも同じ環境で育った兄弟だって

価値観は違う。

 

価値観が違うから大変なんだけど、

それが成長につながると思う。

 

自分と妻も価値観はかなり違う。

自分が信じていた価値観を

妻はどんどんぶち壊していく。

 

最初は自分の人生が否定されているみたいで

ものすごくイライラした。

自分が大切にしている価値観に

反することをされるからだ。

 

でも彼女は彼女の価値観に従って生きていて、

どちらが正しいとか間違っているということは

二人の関係の中では関係ない。

 

前は世間常識と比較してどうだと

喧嘩をしていたが、

今思えばそんなのも関係ない。

 

ふたりの関係なんだから

世間と違っていようとも

お互いが受け入れれば良いし、

受け入れなければもめる。

 

それだけ。

 

だからたまに自分の夫や妻がどうだと

文句を聞くことがあるが

文句を言っている限り収まらないと思う。

 

その人を選んだのは自分だし、

嫌なら離婚すればいいだけ。

誰にも縛られることはない。

 

自分で選択して、その状況にいる。

だから受け入れるか、止めるか

どちらかでいいと思う。

 

文句を言って不快な時間を過ごすのは

時間の無駄。

 

だから自分は今でも

嫌になったら離婚しようと思っている。

妻にもそう言っている。たぶん。

 

でも離婚することはない。

自分は妻のすべてを受け入れているから。

もしかしたら捨てられることはあるかもだけど。笑

 

産後クライシスからの学び

我が家は残念ながら

産後クライシスを引き起こしてしまった。

 

その時に家族の全員が傷ついた。

できれば避けたい状況だったけど、

結果的には良かったと思っている。

 

夫婦ともに成長したし、

前よりも深い愛が生まれたと思う。

 

お互い未熟だったので

仕方なかったと思う。

 

妻には申し訳ないことをした。

自分と一緒にいてくれて

とても感謝をしている。

 

なかなか伝えようと思っても

伝わらないのがもどかしい。

でも一生かけてゆっくり伝えていけば

いつか分かってくれると思う。

 

一生はまだまだ長いので、

のんびり行こうと思う。

 

 

だから結婚に迷っている人がいたら

是非、後押ししたい!!

 

迷ってる時点で

結婚したいんだよ!

 

それで、結局ぶつかって苦労はするんだよ。

むしろ結婚したんだからぶつかった方がいい!

 

きっと貴重な体験になるよ。

子育てもすごくいい。

 

俺は今とても幸せだ。

みんな早く結婚すればいいのに。

 - 家族